子どもの頃の自分に本をプレゼントしたくなったら

読書は心に効くサプリ

ぼくがぼくであること

山中恒 岩波少年文庫 

 

初版は1969年。
わたしが親に買ってもらってこの本と出会ったのは、もう少し後でした。

成績優秀で親の自慢の兄2人と、顔が可愛くて母親べったりの妹に挟まれて
兄弟の中でひとり、いつも叱られてばかりの秀一。

兄と比較しては小言三昧の母、母の尻に敷かれて何も言えない父、すぐに
告げ口しては大人に取り入る妹・・・。
そんな家族にうんざりした秀一は、家出を決意します・・・。

冒険と初恋に彩られた、少年の夏が眩しい児童文学です。

本との出会いには、時期も重要だなあと思うのです、
何歳の時に、その本と出会うかで、受ける影響もまったく違います。

この本は、ぜひ秀一くんと同世代の時に出会ってほしい一冊です。

むつみ

 

2018年2月12日の投稿を再録

 

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