59歳で勤続36年の会社をやめ、フリーランスに。
63歳の現在は、自分らしく働きながら、
人生のセカンドステージを謳歌中の
現役編集者・田中むつみです。
今日は「時々、介護の日」。
介護なんて言えたものではありません。
母が入居しているサ高住に、消耗品を届けただけなのです。
今日のように茹だるような暑さの日には、
2年前の夏を思い出します。
まだ、マンションで一人暮らしだった母。
仕事で行けない日には
朝から電話して
「クーラーを付けて!」
「水飲んで!」
と、電話を切らせずに、その場で指示。
(まるで特殊詐欺^^;)
それでもだんだん食事をしなくなるし、薬も
飲み忘れるし・・・。
もう限界・・・と
施設にお世話になってから、もう2回もお誕生日を
迎えましたね。
母の誕生日は一月一日なのです。
次々と問題を起こしてしまう母なのに、
いつでも笑顔で接してくださるスタッフの皆さんには
もう感謝しかありません。
母の部屋には、筆で書いた俳句が。
「お母さん、季重なりだよ」
でも、字の上手さには、全くかないません。
認知症になってしまった母は、
私のお祖母の娘に、
私の叔父たちの姉に、
戻ってしまいました。
娘時代の母の心が見えました。
季語はないけど、私には名句です。
むつみ
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