2011年、父の病気が発覚しました。
病名は悪性リンパ腫。
そして2013年3月9日、84歳で永眠。
そこからわたしと母との格闘がはじまりました。
「わたしとわたし」の格闘とも言えますが・・・。
ここでは6年にわたるわたしと母との格闘記を記していきます。
※2020年1月6日の記事です。
ここ数日、また母の様子に変化がありました。
外に出歩くことがほぼなくなってしまったせいでしょう。
日がな一日、することがなく、ただただ不安で仕方がないようです。
それでも会いに行くと、その間は比較的落ち着いているのですが、
私が帰って一人になると、もうダメで、どんなに
「今日はしばらく電話に出られないからね。夜またかけるから、待ってて」
と説得しても、2時間後には電話がじゃんじゃんかかって来ます。
出ないと終わらないので、仕方なく出ると、要件はいつもと同じ。
「もう、勘弁してよ」と懇願すると
「わかっているんだけど」と泣き出します。
さらに夜になると、今度は自宅の固定電話が鳴り止みません。
たまらず、無視すると不安が怒りに変わってしまうようで、留守電の向こうで
怒鳴り声が聞こえます。
その日は、叔父にSOS。
叔父から母に電話してもらい、それで電話攻撃が止みました。
そして、6日。
今日は、昨年暮れに見学して、好感触だったデイサービスに再度挑戦。
今度は10時から3時までの長時間体験です。
スタッフの方が、母のことを詳しく聞いてくれて、その上で母に合いそうな
方の近くに座らせてくれました。
何やら、楽しげにおしゃべりが弾んでいたようです。
午後からは、母が好きな音楽療法の時間。
終わると3時のおやつ。
今日はどら焼き。
私までいただいてしまいました。
夕方一度電話があったものの、その後、静かになったのは、疲れたためでしょうか。
ゆっくり寝られているといいけれど。
今までになく気に入った様子ですが、人気のデイサービスなので、
果たしてうまく入れるかどうか、まだわかりません。
せめて週に1回、楽しみができるといいなと、今は願うばかりです。
むつみ
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