59歳で勤続36年の会社をやめ、フリーランスに。
64歳の現在は、自分らしく働きながら、
人生のセカンドステージを謳歌中の現役編集者・田中むつみです。
この本は、私が編集を担当させていただき、2024年7月にみらいパブリッシングより
の書影です。
著者は出版プロヂューサーとして、500人の著者、1000冊を超える本を誕生
させてきた城村典子さん。
去る9月7日には、なんと、あのGINZA SIXで開催された出版記念パーティに
ご招待いただいたばかりか、皆様の前で編集者として著者と対談する、なんて
華やかな機会もいただきました!
その時、ふっと思ったのです。
そういえば、これまでも編集させていただいた書籍の出版パーティに
参加させていただいたり、著者の方と対談させていただいたり
してきたなあ・・・。
これって、ずいぶん前に、私が勝手にあてもなく、夢みてたシーン
だったような・・・。
今から10年くらい前、母との葛藤に悩みまくっていた私は
「毒母について語り合うお話会」(!)に参加していました。
そこで、母のことだけでなく、残業続きの仕事への憤懣を吐露して
いました。
「ああ~、会社辞めたい!!」
「じゃあ、辞めてなにしたいの?」
「そうだなあ~、もう雑誌編集は疲れたから、じっくり一冊の書籍を
編集する仕事がしたい」
「その夢がかなった時の自分の姿を、思い描いてみて。それもできるだけ
具体的に、ハッキリと!」
お話会の主宰者から言われたときに思い描いたのが、
出版パーティで著者と並んで微笑んでいる、自分の姿・・・。
すっかり忘れていましたが、10年経ったら、実現していました。
そう、ヴィジュアライゼーションです。
もし、「いつか著者になって本を出したいなあ」という夢を持っている方。
夢がかなって出版パーティで花束と拍手を受けている、ご自身の
姿を思い描くところからスタートしてはどうでしょう?
大事なことは、どこで? 何を着て? どんなお料理を出す?
できるだけ具体的に、クリアにヴィジュアライズすること。
おススメです。
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